2011年2月20日 (日)
2月28日から議会が始まるので、その準備に毎日追われています。
週末は気分転換にちょっとドライブ。今日は常陸太田の方へ足を伸ばしました。
すると、ご覧ください。こんな立体的な美しい景色が。こちらに住んでいる方にとっては、見慣れた光景なんだと思いますが。
日本の各地を訪れましたが、実は名もないこうした風景に、観光地としての可能性が広がっているのではないかと思います。
たとえば、北海道の美瑛町。今では有名な観光地として、年間100万人以上の方が訪れると聞きますが、昔は普通の農村だったはず。
美瑛をドライブしていると、丘陵の美しさはもちろん、そこにポツリポツリとある木がとても愛らしいです。誰が植えたんだろう、または残したんだろうと思うくらい、何ともいえないんです。親子の木、わたあめの木等、その名前も素敵ですね。
上の写真の場所も、田植えが始まり、表情が変わるのが楽しみです。
さらに、近くまで来たので、「西山荘」にも立ち寄りました。
水戸藩2代藩主の水戸光圀公の隠居として有名な場所です。
私は、庭をゆっくり歩くのが好きで、京都に行った際は「大河内山荘」に必ず足を伸ばすのですが、こちらの庭も大好きです。
松下政経塾の庭は、幸之助塾主が思索を巡らし、植える樹木の種類や植える場所等を考えたそうです。西山荘の建物は残念ながら焼失し、再建されたものなのですが、庭はそのままに残っています。光圀公の思いを感じ取ることができるかもしれません。
こちらの庭は本当に手入れが行き届いています。苔もきれいに生えています。
そんな苔の美しさに目を奪われる中、はっと目を引く橙色のカーペット。
何でできているかわかりますか。苔の色との対照がきれいです。
正解は・・・こちら!松の葉です。
私はあまり造園には詳しくないのですが、素晴らしい知恵だなと感動しました。
近くにいらした際はぜひお立ち寄りください。
私もまたリフレッシュに訪れたいと思います。