ごあいさつ

これからも、市民とともに。

市長に就任してからの4年間は、まさに市政運営を試される日々の連続でした。

1年目の令和元年、台風19号により那珂川流域に甚大な被害が発生しました。2年目は、新型コロナウイルスの感染が拡大します。他にも、築57年の上坪浄水場、もうすぐ築50年になる消防本部・笹野消防署をはじめとし、老朽化した公共施設が多くありました。保育所の待機児童も就任後すぐは25名発生しており、小中学校のエアコン導入もこれからという時でした。

やるべきことが山積みの中、私は心に固く決意しました。「この先何十年と利用される都市基盤の整備に、一つ一つしっかりと向き合っていこう」と。国・県との調整はもちろん、計画にも細かく目を通し、真剣に、着実に取り組みました。

市長を志した時、大切にしようと決めた「市民の声に、まっすぐに」という姿勢も、この4年間忘れず、胸に刻んできました。市民の声はもちろん、言葉にならない思いも感じ取り、様々な政策に反映してきました。私がありがたいと思ったのは、それを市職員も共有し、一緒に取り組んでくれたことです。みんなで一丸となって、この街に必要なことをきちんと実現できる市政。もっと身近に感じられる市政。そんな市政へ一歩一歩近づいているような気がします。

私はこの街が大好きで市長になりました。これからもひたちなか市のために汗をかき、走り続ける覚悟です。ここに住んでいることを誇りに思える、そんなひたちなか市を一緒につくっていきましょう。

ひたちなか市長
大谷明ごあいさつ