茨城県を医療・福祉の“先進”県に!
日本は世界でもトップレベルの長寿国。言いかえると“病気と同居した生活”が長い国です。この長い時間をお年寄りがいきいきと暮らすには、これまでの医療・福祉のあり方とは違う、人生を“支える”という視点が必要です。
お年寄りを支える現役世代にとって、仕事との両立は大きな課題です。家族を支えながらという働き方に、社会も企業ももっと前向きに取り組む必要があるでしょう。家族内の介護や育児を助け、親子の絆が維持できるようなシステムを、政治がリードするという発想がもっとあってもよいのではないでしょうか。
故郷を守るためには、人と人との絆が大切です。今こそ医療・福祉の先進県へ舵を切り、お年寄りに優しく、子育てもしやすい、あたたかい地域を目指したいと思います。
茨城県を 新ビジネス “挑戦”県に!
生まれ育った故郷に住み続けるためには、働く場所が必要です。そのためには産業が元気でなければなりません。企業誘致も大切ですが、地域が自立し、地場の産業をどう活性化できるのかが重要です。
一つは、今ある資源をうまく活かすこと。例えば、茨城県は農産物生産額全国2位の農業大県です。世界へ売り出す“地産外商”への新たな挑戦を、政治がもっとバックアップするべきです。また、モノづくり企業の高い加工技術についても、今後は広くアジアに活用が期待される医療・福祉分野への技術転用が考えられます。
二つには、新しい産業創出にチャレンジすること。子育て・介護・福祉などの生活分野や教育・環境・ 観光分野で、新しいビジネスが生まれ、身近な雇用が増えるような社会にするといった発想が必要です。
チャレンジなくしてチャンスなし!挑戦を力強く支援する政治を目指したいと思います。
茨城県を“ピカイチ人財”輩出県に!
私は人こそが一番の財産だと思っています。ひたちなか市には様々な地域資源がありますが、それを活用できる“人財”が多くなれば、もっと魅力ある地域になるはずです。
これからの変化の時代に必要なのは、変化に対して挑戦し、答えのない回答を導き出すことのできる人です。それには勉強ができる以前に、人に関心を持ち人との関係を構築する力が大前提です。
受身ではなく、自分で考え知恵を絞り、新しいことを発想し行動できる子どもたちを、われわれ大人が認めながら育てていく必要があります。その教育の場は、家庭・学校であり、そして多様な人生が存在する地域です。
人を育てる教育は、時間も根気もいる仕事です。しかし大きな視野を持ち、家庭・学校・地域が一体となって、本気で“人財”を育成しなければならないと思います。